大規模改修工事における屋根修理の費用について
01大規模改修工事は劣化がひどくなる前に
マンションやビルなどの建物は、定期的に大規模改修工事をする必要があります。
その理由は、強度や耐久性を高めて、維持するためです。
また、大規模改修工事は全体的に行うこともありますが、屋根修理だけなど、部分的に行う場合もあります。
部分的に大規模改修工事をする場合は、それぞれ適切なタイミングがあるため、把握しておかなければなりません。
建物の規模にもよりますが、ほとんどは12年～15年のサイクルで大規模改修工事をしています。
大規模改修工事をする際に気になるのは、費用についてではないでしょうか。
改修工事の規模が大きいほど費用も大きくなりますが、できるだけ抑えておきたいものです。
内容にもよりこますが、戸数×100万円と考えると良いでしょう。
さらに、建物の劣化状態がひどいと、費用も高くなります。
そのため、定期的に大規模改修工事をすると、費用も抑えることが可能です。
02屋根修理の費用について
屋根修理でも部分的に行うか、すべて修理するかで費用が異なりますが、大規模改修工事の場合は毎回、足場を組む費用がかかるため、一度に規模の大きな屋根修理を行う方が長期的にお得になるかもしれません。
足場を組む相場は、1平方メートルあたり500円～1500円です。
業者によって相場が異なるため、確認しましょう。
また、屋根修理に必要な塗装によって費用も変わります。
屋根に適切な条件や、塗装の条件に応じて費用が変動することがあるため、その費用が適正なものかどうかを判断することが大切です。
しかし、費用は抑えたいものですが、安すぎる工事は質が良くない恐れもあります。
大規模改修工事における屋根修理の中で、人気があるのはカバー工法です。
カバー工法は、葺き替えよりも費用が抑えながら、大規模改修工事を行うことができます。
葺き替えとは、既存の屋根材をはがして新しいものを葺きなおす工事です。
既存屋根材の撤去など、大規模な工事となるため、他の工事よりも高くなる傾向にあります。
カバー工法であれば、費用を抑えつつ、外観や性能を新しくすることができるためおすすめです。
しかし、瓦屋根は総重量が重くなるため、用いることができません。
ビルやマンションの大規模改修工事を検討している人は、ご相談ください。
