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外壁修理の大規模改修工事における周期とは

01大規模修繕工事における外壁修理の周期を知ろう


マンションやビルなどの大きな建物は安全性や快適性、資産価値を保つために定期的に大規模修繕工事を行わなければなりません。
大規模修繕工事の外壁修理における周期について知っておきましょう。
大規模修繕工事の外壁修理のタイミングは、必ず築何年後にしなければならないといった決まりはありません。
建物の劣化状態や構造、立地条件、普段の管理状態によって異なります。
そのため、劣化やダメージの状況を正確に把握し、大規模修繕工事の外壁修理の時期を見極めることが大切です。
目安の周期は、12年周期だと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは、建築基準法で築10年を経過したタイル貼り、モルタル仕上げなどの外壁は、3年以内に全面打診調査を行わければならないと定められているからです。
その目的は、外壁落下によるトラブル、事故を防止することにあります。

02全面打診調査と大規模修繕工事を同時に行う理由について


築年数が浅い建物でも、全面打診調査が必要になる場合があります。
目視確認、手の届く範囲の打診調査や異常個所がある場合は、全面打診調査が必要になるため、注意が必要です。
しかし、既に外壁修理を行うことが決定されている場合や、歩行者の安全を確保する対策をしている場合には、全面打診調査は必要ありません。
全面打診調査には足場を組まなければならず、費用がかかります。
大規模修繕工事の外壁修理にも足場を組む必要があり、費用がかさむため、同じ足場が必要な全面打診調査と大規模修繕工事は同時に行うのが得策です。
大規模修繕工事の外壁修理における周期は12年が目安ですが、次の大規模修繕工事は築24年頃になります。
2回目からの大規模修繕工事は、劣化具合が1回目と異なるため、外壁修理の内容も変わってくるでしょう。
1回目の大規模修繕工事は外部を中心に、2回目は建物の内部の付属的なパーツ、3回目は内部の主要な設備や部材の更新が加わります。
時代も異なるため、その時代に合わせた工事が求められるケースも多いです。
例えば、耐震補強工事や省エネ工事などが挙げられます。
大規模修繕工事を行うごとに、工事費用が増していくことは避けられません。
12年ごとに、必要な大規模修繕工事費用の確保もしっかりと想定することが大切です。

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