居抜き物件の飲食店で店舗内装とは
01居抜き物件で初期投資を抑えよう
これから飲食店を開業する人や検討している人もいるのではないでしょうか。
個人経営の場合、居抜き物件を活用する人がいます。
居抜き物件とは、前の店舗が使用していた内装の設備や什器などが残っている状態の物件のことです。
上手に居抜き物件を活用することができれば、店舗内装や設備、厨房機器、什器、お皿などが残っているため、何もない状態の物件よりは、初期投資を抑えることができるでしょう。
店舗内装や設備が何もない状態の物件をスケルトンと言います。
スケルトン物件で飲食店を開業するメリットは、自分のイメージ通りにゼロからつくりあげることです。
しかし、スケルトン物件は初期投資が高く、個人経営で小さな飲食店を開く場合であっても、1000〜1500万円ほどかかると言われています。
居抜き物件は、店舗内装を少し変えるだけで済むため、内装工事費を節約することが可能です。
また、居抜き物件は、店舗内装工事も短期間で済むため、開店日を早めることができます。
開店前の準備期間も賃料が発生するため、できるだけ店舗内装の工事を短期間で終わらせたい人も少なくありません。
様々なメリットがある居抜き物件を上手に活用してみてはいかがでしょうか。
02居抜き物件を選ぶときは
居抜き物件を探す際に注意しなければならないことがあります。
それは、店舗内装が自分のイメージしている飲食店のコンセプトと合っているかです。
設備や什器が揃っていても、店舗内装やテーブル、椅子のイメージが開業する飲食店のコンセプトと合っていない場合もあるでしょう。
そうなると、新しく設備を揃え直し、店舗内装も考える必要があります。
居抜き物件では、設備やレイアウトは簡単に変えられないことが多いため、店舗内装工事をする場合は、必ず施工業者に相談しましょう。
まずは、居抜き物件を探す前に開業する飲食店のイメージを明確にしておくことが大切です。
客単価や座席数、回転率、稼働日数を計算し、売上の予測を立てるだけでなく、客席配置もイメージします。
居抜き物件は店舗内装も限られてくるため、様々な制限を理解した上で物件を選びましょう。