接骨院の店舗工事をする際のポイント
01接骨院における店舗工事の相場

これから接骨院をオープンする人は、店舗工事について悩んでいるのではないでしょうか。
オープン前は、道具や器具を揃えなければならないため、様々な出費があり、できるだけ店舗工事費用を抑えたいものです。
接骨院の店舗工事費用の相場は、おおよそ決まっています。
しかし、デザインによっては大きく変わることがあるため、無駄が発生しないように店舗工事のポイントを知っておきましょう。
接骨院の店舗工事費用は、飲食店より安くなる傾向があります。
それは、厨房工事が必要ないからです。
デザインの仕上げにも、それほど高いものは必要ないでしょう。
そのため、安く店舗工事をしようと思うと、工夫次第で費用を安くすることができます。
安くても200万、他の接骨院と差をつけた内装にしたい場合は、800万円以上必要です。
02店舗工事のポイント

接骨院の店舗工事のポイントは、床や壁の強度です。
施術に使用するベッドなどは重量があるため、床材の強度は非常に大切になります。
また、防音対策も必要になるでしょう。
医療用のロンリウムのような堅くて強度がある床材を選び、壁はベッドや機械などを移動させる際に壁を擦ってしまう恐れがあるため、一般的なクロス材ではなくシナベニヤなどがおすすめです。
また、受付回りもポイントの1つです。
受付回りは内装や設計、構造などをシンプルに考えてしまいますが、実務を考慮した余裕のあるスペースを確保することや、待合で待っている人の声、個人情報を考慮する必要があります。
床や壁、天井には吸音性の高い素材を使用しましょう。
例えば、床にはタイルカーペット、壁や天井にはプラスターボードにクロスを使用するなど、吸音性を考えた店舗工事をしてください。
接骨院でもパソコンなど機器を使用することがあるでしょう。
そのため、コンセントの配置も重要なポイントです。
どこに何を配置させるかを予め決めておくと、コンセントの場所を考えやすくなるのではないでしょか。
店舗工事は初期投資がかかるため、費用をできるだけ安くすることも大切ですが、患者さんが快適に過ごしやすい接骨院を作ることが大切です。